2013-03-08(Fri)
日記~【快楽―この人間的なもの】①
人間の性はもはや本能ではないとよく耳にしておりましたが、
ようやく私にもその意味が理解できて参りました。
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原始時代に戻ってみましょう。
我々がまだ「動物」だった頃でございます。
暑さ寒さに耐えながら獲物を一日中追い回していたことでございましょう。
いや恐らく毎日食べ物を口には出来ずにいつも空腹だったに違いありません。
動物だった我々はその一生を“生きるためだけ”に費やしていたのです。
そんな我々のセックス、いえ、交尾はどのようなものだったでしょうか。
発情期があり純粋に子孫を残すだけが目的の交尾。
他の猛獣たちから襲われないように注意を払いながらの交尾。
そこには「人間」である我々が感じている「快楽」などは存在しなかったのではないでしょうか。
とてもそんなものに耽る余裕など無かったのではないか、
そんなことは“本能的に”許されなかったのではないか―そう思うのでございます。
ようやく私にもその意味が理解できて参りました。
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原始時代に戻ってみましょう。
我々がまだ「動物」だった頃でございます。
暑さ寒さに耐えながら獲物を一日中追い回していたことでございましょう。
いや恐らく毎日食べ物を口には出来ずにいつも空腹だったに違いありません。
動物だった我々はその一生を“生きるためだけ”に費やしていたのです。
そんな我々のセックス、いえ、交尾はどのようなものだったでしょうか。
発情期があり純粋に子孫を残すだけが目的の交尾。
他の猛獣たちから襲われないように注意を払いながらの交尾。
そこには「人間」である我々が感じている「快楽」などは存在しなかったのではないでしょうか。
とてもそんなものに耽る余裕など無かったのではないか、
そんなことは“本能的に”許されなかったのではないか―そう思うのでございます。