2015-10-29(Thu)
あなたの脳幹を直撃する~平成/令和春画*歓喜天翁ブログ~
歓喜天翁と申します。ひたすら文句なしに極上のエロ画を目指して参ります。ご意見、御感想を頂けたら嬉しゅうございます。
2015-10-25(Sun)
日記~【禁欲の中にこそ真の快楽がある】
バイアグラなどはやったことはありませんが私も例に漏れず自分なりに回春法を探求したものでございます。
探求と言いますと大げさでございますが、まあ早い話が飲んだり食べたりすれば速攻で性欲が向上するものを探しておったのでございます。
北斎の春画にはクワイが精力増強の食物として描かれております。
また、スイカにそのような効用があると聞いたことがございます。
ニンニクなどは有名でございますがあまり実感はございませんね。
私の経験ではタコやイカを食べると元気が出るような感じがいたします。
一年ほど前から自宅で腹筋や腕立てなどをして筋トレの真似事をしておりますが、
少しづつ筋肉が付いてきて体調が良くなって参りました。
血やリンパ液の巡りも良くなるのでしょう内部から全的に体が健康になりそうしますと性欲も自ずと向上して参ったのでございます。
実のところ予想外でございました。
毎日のように体の奥からドンと実感できる性欲が湧いて参ります。
目の前を歩いているいやらしいお尻の女性に襲い掛かりたくなる衝動を抑えるのに苦労いたします。
考えてみればバイアグラだのイカだのタコだのと、いずれもその場しのぎの回春でしかございません。
本物を手に入れるにはそれ相応の代償が必要でございます。
日々の鍛錬と努力と時間。
自分自身の本物の精力を手に入れるにはそれしかございません。
そしてそれはその努力を止めてしまえば失われるものなのでございます。
簡単に手に入るものは簡単に失われましょう。
禁欲の中にこそ真の快楽がある―
最近そう実感しております歓喜天翁でございます。
探求と言いますと大げさでございますが、まあ早い話が飲んだり食べたりすれば速攻で性欲が向上するものを探しておったのでございます。
北斎の春画にはクワイが精力増強の食物として描かれております。
また、スイカにそのような効用があると聞いたことがございます。
ニンニクなどは有名でございますがあまり実感はございませんね。
私の経験ではタコやイカを食べると元気が出るような感じがいたします。
一年ほど前から自宅で腹筋や腕立てなどをして筋トレの真似事をしておりますが、
少しづつ筋肉が付いてきて体調が良くなって参りました。
血やリンパ液の巡りも良くなるのでしょう内部から全的に体が健康になりそうしますと性欲も自ずと向上して参ったのでございます。
実のところ予想外でございました。
毎日のように体の奥からドンと実感できる性欲が湧いて参ります。
目の前を歩いているいやらしいお尻の女性に襲い掛かりたくなる衝動を抑えるのに苦労いたします。
考えてみればバイアグラだのイカだのタコだのと、いずれもその場しのぎの回春でしかございません。
本物を手に入れるにはそれ相応の代償が必要でございます。
日々の鍛錬と努力と時間。
自分自身の本物の精力を手に入れるにはそれしかございません。
そしてそれはその努力を止めてしまえば失われるものなのでございます。
簡単に手に入るものは簡単に失われましょう。
禁欲の中にこそ真の快楽がある―
最近そう実感しております歓喜天翁でございます。
2015-10-23(Fri)
日記~【この世に存在しない美しきもの】
現在『METROPOLIS』という艶露絵を描いております。
からみではない立像でございます。
タイトルのメトロポリスといいますのは1927年に公開されたF・ラング監督の作品のことでございまして、
その作品に出てくるロボット(マリア)にインスパイアされたのでこのタイトルにいたしました。
つまりいま描いているのは人造人間、超高級ダッチワイフというつもりで描いております。
そうして夢中で描いておりますと自分があたかもその美しいロボットを製作するマッド・サイエンストになったような気分になりまして、
そしてハタと気付いたのでございます、今までもこうやってこの世に存在しない美しいロボットを描き続けてきたのだ、と。
私はずっとこの世に実在する人間「女」の美しさを追い求めて描いているつもりでございました。
しかし〈人造人間マリア〉を描いているとき「こんな女はこの世に存在しない」とはっきり認識したのでございます。
そう、私が今まで描いてきた「女」たちは皆この世に存在しない美しきものたちだったのでございます。
それは現実の女性たちを追い求め写し取ったものではなく、
それをよすがに私の中の美とエロスと情念を結晶し作り上げた、この世にない美しい女たちだったのでございます。
私は現実の女を描いているのではない、理想のエロと美を創作しているのだ ―
いつしか私は、美しい人造人間を作るマッド・サイエンストの気持ちで私の〈人造人間マリア〉を描いておりました…
からみではない立像でございます。
タイトルのメトロポリスといいますのは1927年に公開されたF・ラング監督の作品のことでございまして、
その作品に出てくるロボット(マリア)にインスパイアされたのでこのタイトルにいたしました。
つまりいま描いているのは人造人間、超高級ダッチワイフというつもりで描いております。
そうして夢中で描いておりますと自分があたかもその美しいロボットを製作するマッド・サイエンストになったような気分になりまして、
そしてハタと気付いたのでございます、今までもこうやってこの世に存在しない美しいロボットを描き続けてきたのだ、と。
私はずっとこの世に実在する人間「女」の美しさを追い求めて描いているつもりでございました。
しかし〈人造人間マリア〉を描いているとき「こんな女はこの世に存在しない」とはっきり認識したのでございます。
そう、私が今まで描いてきた「女」たちは皆この世に存在しない美しきものたちだったのでございます。
それは現実の女性たちを追い求め写し取ったものではなく、
それをよすがに私の中の美とエロスと情念を結晶し作り上げた、この世にない美しい女たちだったのでございます。
私は現実の女を描いているのではない、理想のエロと美を創作しているのだ ―
いつしか私は、美しい人造人間を作るマッド・サイエンストの気持ちで私の〈人造人間マリア〉を描いておりました…
2015-10-17(Sat)
日記~【エロスの美】
少年期の昔からギリシア・ローマ彫刻の美しさには惹かれておりましたが、
最近その男性像に激しく惹きつけられております。
不思議なものでございます、ギリシア・ローマ彫刻に関して言えば私は女性像よりも断然男性像に美しさを感じるのでございます。
おそらくそれらを作った作者たちも男の体に美を感じながら喜々として創作したのでございましょう。
以前はただ、均整の取れているその完璧なデッサンに基づいた美しさに感動していただけでございましたが、
今は男の肉体の持つ美そのものを感じるようになっております。
初めは自分が感じているギリシア・ローマ彫刻の男性像の美の正体が分からずモヤモヤしていたのでございますが、
それがエロスから来るものだと理解できたのは―唐突に感じられるでしょうが―ブルース・リーの作品を観ていたときでございました。
『燃えよドラゴン』の彼の肉体はまるでサイボーグのようで、1gも無駄な筋肉は無くすべて戦うために用意されたもののように見えます。
『ドラゴンへの道』でボディビルダーのようにポージングして見せる彼の筋肉は美しいというより「すごい」でございます。
彼の肉体を美しいというならそれは「機能美」でございましょう。
ギリシア・ローマ彫刻の男性像とブルース・リーの肉体とを比べたとき、
私はその美の違いを―ギリシア・ローマ彫刻の男性像の美しさはエロスから来る美しさだと、はっきりと確信できたのでございます。
ひるがえって女性の肉体の美しさを考えますと、
これはもうわれわれ男にとってはエロスの要素が圧倒的に大きいわけでございますが、
いやつまり何が言いたいのかと申しますとわれわれが女性の躰を見て興奮し勃起して射精する―
これはつまり「美」に対して勃起し射精しているのではないか―と、
ギリシア・ローマ彫刻の男性像の美しさがエロスだと確信したとき、そう思い至ったのでございます。
私が描かずにいられず少年の頃から罪悪感に苛まれながらも描き続けてきたもの。
それはもしかしたらギリシア・ローマの彫刻家たちが追求していたもの―エロスの美―なのかもしれない。
なぜならエロの捌け口ならいくらでもあるのに「描く」ことは止められなかったからでございます。
エロスの美。
私はこれからもこれを様々な艶露絵で追求していくことになりそうでございます。
最近その男性像に激しく惹きつけられております。
不思議なものでございます、ギリシア・ローマ彫刻に関して言えば私は女性像よりも断然男性像に美しさを感じるのでございます。
おそらくそれらを作った作者たちも男の体に美を感じながら喜々として創作したのでございましょう。
以前はただ、均整の取れているその完璧なデッサンに基づいた美しさに感動していただけでございましたが、
今は男の肉体の持つ美そのものを感じるようになっております。
初めは自分が感じているギリシア・ローマ彫刻の男性像の美の正体が分からずモヤモヤしていたのでございますが、
それがエロスから来るものだと理解できたのは―唐突に感じられるでしょうが―ブルース・リーの作品を観ていたときでございました。
『燃えよドラゴン』の彼の肉体はまるでサイボーグのようで、1gも無駄な筋肉は無くすべて戦うために用意されたもののように見えます。
『ドラゴンへの道』でボディビルダーのようにポージングして見せる彼の筋肉は美しいというより「すごい」でございます。
彼の肉体を美しいというならそれは「機能美」でございましょう。
ギリシア・ローマ彫刻の男性像とブルース・リーの肉体とを比べたとき、
私はその美の違いを―ギリシア・ローマ彫刻の男性像の美しさはエロスから来る美しさだと、はっきりと確信できたのでございます。
ひるがえって女性の肉体の美しさを考えますと、
これはもうわれわれ男にとってはエロスの要素が圧倒的に大きいわけでございますが、
いやつまり何が言いたいのかと申しますとわれわれが女性の躰を見て興奮し勃起して射精する―
これはつまり「美」に対して勃起し射精しているのではないか―と、
ギリシア・ローマ彫刻の男性像の美しさがエロスだと確信したとき、そう思い至ったのでございます。
私が描かずにいられず少年の頃から罪悪感に苛まれながらも描き続けてきたもの。
それはもしかしたらギリシア・ローマの彫刻家たちが追求していたもの―エロスの美―なのかもしれない。
なぜならエロの捌け口ならいくらでもあるのに「描く」ことは止められなかったからでございます。
エロスの美。
私はこれからもこれを様々な艶露絵で追求していくことになりそうでございます。
2015-10-02(Fri)