2ntブログ
2014-02-20(Thu)

日記~【伊耶那岐命と伊耶那美命】

現在描いている春画は『古事記』に描かれる伊耶那岐(イザナキ)と伊邪那美(イザナミ)をモチーフにしております。
古事記は日本誕生の神話をその冒頭に描いていますが、
伊耶那岐と伊耶那美が交わってまず淡路島を、次に四国を、という具合に日本の国土を産んで行きます。
つまり、男女の神のセックスによって日本は誕生したのでございます。
交わる前に伊耶那美が「私の体には出来きらない一ト所があります」と言い、
伊耶那岐が「私の体には出来過ぎている一ト所がある。これをお前の出来きらない所に刺しふさいで国をつくろう」と言いまして、
二人はまぐわうのでございます。
古事記が成ったのは西暦でいうと712年とのこと。
おそらく日本最初のエロ描写ではないでしょうか。
いやしかし、俄然この描写がエロさを増すのはこの二人が兄妹だという事実でございます。
兄と妹。
なんという背徳感、そしてその禁断の情交によって日本は産まれたのでございます。
各国の神話ではこういった近親による交わりによって世界が始まるというモチーフは多いそうで、
そう言われれば一国を作る作業をするのに当たり前な普通の段取りでされたのでは釣り合わない気もいたしますね。
タブーを犯してこそのこの大事業、という気がいたします。
なんにせよ、この国の創世をエロ視点で描くというテーマですので今回の作品はじっくり仕上げたいと思います。
時間が掛かると思いますがどうか暖かく見守ってやってくださりませ。
2014-02-14(Fri)

日記~【春画、脳内セックス、瞑想、その向こうにあるもの】

作品を描いているときはまるで桃源郷を彷徨っているような気分でございます。
女性の躰のラインや肌の質感、凹凸やヒップやバストのヴォリュームを手で撫でるように。
また一物を挿入している絵ならば自分が激しく攻めているかのごとく。
そして絵の中の女性が昇天しているそのエクスタシーに同化するのでございます。
私は春画を描いていてよく思います、自分は絵の中でセックスをしているのではないかと。
もちろん現実のセックスとは全然違う質のものでございますが、
春画を描いていて感じるエクスタシーは現実のセックスより直接エロスにアクセスしているのではないかと思うのです。
現実のセックスは身体的な五感と精神的な夾雑物を通してエロスにアクセスしますが、
春画を描いておりますとストレートにエロスに触れている気がするのでございます。
完全に自分の想像力だけの純粋な精神作用なので宗教の瞑想に近いのかも知れませぬ。
これはまったくの妄想ですが、ここにエロスと宗教の共通項があるのではないかと感じるのです。
その向こう側に何があるのかは分かりません。
ただ私は、私の絵を視てくださる方々がほんの少しでも桃源郷を感じてくださるよう描くのみでございます。
2014-02-10(Mon)

tubuyaki2014.02.10

歓喜天翁に告ぐ

女はお前に絵を描かせる。
エロスはお前の原点なのだ。
それを避けてはお前は無い。
またエロスに何かを混ぜ込もうとしているな。
馬鹿はよせ。

わいせつを極めろ。
プロフィール

歓喜天翁

Author:歓喜天翁
FC2ブログへようこそ!
自作のエロ画春画を中心に、その他エロに関わることを載せていく所存でございます。
貴方様の心の憩いの場になりましたら嬉しゅうございます。
Email address:kanki330-tennou@yahoo.co.jp

アルバム
歓喜天翁平成春画帳
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
FC2カウンター
リンクブログ様
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR