2013-06-02(Sun)
一ヶ月前のゴールデンウィークに偶然、一枚の藤田嗣治の素描を観ました。
その時大きな感動を受けたわけではなかったのでございますが、
あとからじわじわと「いい絵だったなあ」と感じ入りました。
それから絵が描けなくなったのでございます。
どころかエロ絵にまったく意義が見い出せなくなったのでございます。
この大きなスランプは私に「エロ心はエロ心のままに」と気付かせてくれました。
今まで結局のところ私は「エロ」というものをどこかで高尚なものに近づけよう、
そして自分のエロ絵に言い訳しようとしていたのでございます。
女性をいやらしく感じること。
女性を切ないほど助平な気持ちで感じること。
このエロな気持ちそれ自体が何よりも素晴らしいことだと気付いたのでございます。
なぜエロ絵を描くのか―それは助平心がそうさせるから。
逃げも隠れもいたしません、私はただただ助平ないやらしい気持ちでエロ絵を描くのでございます。
そしてそれは最高に至福なことなのでございます。
私ははっきりとそれを認めてこれからはエロ絵を描いて参ります。
このような有様でしたのでこのブログも覗かずにしておりました。
「もう閲覧数も0になっているだろう」と、
本日久しぶりに開いてみましたら以前と変わらずの閲覧数で感謝の至りでございます。
おまけに何やら広告まで(笑)。
そろそろ復活してきた感じがしてきましたので一筆失礼いたしました。
一寸先は闇。
願わくば、
「あまりのいやらしさに目を背けたくなるような」、
そんなエロ絵が描けるよう、
守護神、歓喜天王に願い奉る。
了