2ntブログ
2014-10-22(Wed)

日記~【ブッダは巨尻巨乳美人の夢を見るか】

まったく絵を描こうという気になりません。

どうやらまたスランプ、と言うのもおこがましいですがその時期がやって来たようでございます。

プロなら焦るところでございましょうがそこは素人の気楽さ、

こういう時は無理に描いてもロクなものが出来ないのをイヤというほど知っておりますので、

また巨尻と巨乳と創作に欲情するまでじっとしておこうと思っております。


とは言うものの素人とはいえこの状態は非常に苦しいものでございまして、

私の絵を楽しみにして頂いておられる方々への申し訳無さに加え、

女性や創作に燃えるような興味が起こらないその状態自体が非常に苦痛なのでございます。

もしかしたら永遠にこの状態でもう二度と絵が描けないのではないかという恐怖と不安もあります。

こんなとき私はよく釈迦やキリストのことを考えます。

彼らは修行や信仰の妨げになると言って色欲を遠ざけました。

私にはそれがまったく理解できないのでございます。

女性に激しく欲情している時ほど生きている実感があるときはございません。

逆に今の私のようにあらゆる「欲」から遠ざかっているときほど絶望することはございませぬ。

欲情よ、われにもどれ。欲情万歳、欲情こそ生命なり。

切実にそう思うのでございます。


そんな禁欲が嫌いな私が唯一気に入っている宗教が密教でございます。

この、悟りのためなら毒でも皿でも食う勢いの密教の経典に『理趣経』というのがありまして、

その有名な一文を記して本日は終わりとしましょう。

これは『お絹と千吉』の「涅槃図」にも載せさせて頂いた一文であります。



妙適清浄句是菩薩位。

〈なべて快楽は悟りの境地である〉歓喜天翁訳

2014-10-19(Sun)

tubuyaki14.10.19.

一本の線にエロは宿る

2014-10-17(Fri)

春画・3~【菱川師宣『欠題組物Ⅲ』】

春画・3~【菱川師宣『欠題組物Ⅲ』】

菱川師宣(ひしかわ もろのぶ)は江戸初期の絵師で、浮世絵の創始者と言われております。

それまでは絵本の挿絵などのレベルだったものを独立した鑑賞される作品として浮世絵を確立させた人物らしく、

最初の浮世絵師ともいわれているそうでございます。

有名な『見返り美人図』を描いた人と言えばピンと来るのではないでしょうか。

私もこの『見返り美人図』は後ろ姿の女性を描くときには必ず意識いたします。

なんと300年以上あとの世代まで影響を与えている大先輩でございますね。

絵柄はご覧のとおりでございまして、まさしく初期の浮世絵然としております。

エロというより風流ささえ感じる簡素な絵柄でございますね。

ここから始まった浮世絵春画が200年ほど掛けて末期の北斎レベルまで成熟していくことを思えば感慨深いものを感じるのでございます。

2014-10-13(Mon)

【和服美人(カラーvr.)】

【和服美人(カラーvr.)】

この作品はずいぶん以前に発表いたしました『和服美人(モノクロvr.)』の彩色版でございます。

確かこのブログを始めた頃には描いていたと思うのですが発表はしていなかったようです。

たまたまそれに気付きまして「どうしてかな?」と思いましたが、

おそらくデッサン狂い、特に足のデッサンが気に入らなかったのだと思います。

背景の色や処理は気に入っております。

惜しい気もいたしますので改めてアップさせて頂く次第でございます。

2014-10-12(Sun)

春画・2~【喜多川歌麿『ねがひの糸ぐち(第七図)』】

春画・2~【喜多川歌麿『ねがひの糸ぐち(第七図)』】

春画といえば歌麿でございますね。

正直に言いまして個人的には歌麿の春画がダントツにエロいとは思いませぬが、

非常に個性的で洗練されていて、春画の第一人者と目されるのも頷けるところでございます。


春画では男根をあり得ないほど巨大に描きます。

秘部を強調する演出以外に巨根に対する信仰にも似た願望と羨望を感じますが、

昔は、外国の方が「ウタマロ」といえば巨根の持ち主を意味していた気がいたします。

歌麿は春画の代名詞にまでなった絵師といえましょう。

2014-10-09(Thu)

春画・1~【歌川豊国『逢夜雁之声』】

春画・1~【歌川豊国『逢夜雁之声』】

名作春画の数々をご紹介させて頂こうかと存じます。

私は春画に詳しいわけでもございませんので自分の勉強も兼ねて、のコーナーでございます。

著作権が気になりますが絵師は皆様、

とうの昔に亡くなられているのでオーケーかなと勝手に決めての見切り発車でございます。


まず第一回目は歌川豊国の『逢夜雁之声』。

これは艶本でして、その内の見開きで描かれた一枚。

他の絵も4pあり縛りありと、現代に通ずる構図とバラエティでございます。

特にこの絵を取り上げましたのは、

エロ絵師として個人的に感銘するものがあるからでございます。

絵柄は言うまでもなく江戸の浮世絵。

現代の我々の絵柄とはかけ離れておりますが、

この言い知れぬエロ(エロチシズム、ではなく)は何なのでしょう。

私は、それは豊国の迸る助平心だと思うのでございます。

そして隠そうなどと思いもしない結合部。

これこそ「エロ絵」の原点ともいうべき春画でございます。


タイトルの読みは「おおよがりのこえ」。

こんなタイトルの発想も私は大いに共感するところでございます。

2014-10-04(Sat)

【お知らせ再び】

先日、10月から既発表作品のうち性器を描いている部分に自主規制処理を施す旨を告知いたしましたが、

一度アップした画像にその処理を施して戻すということがどうも不可能なようでございます。

少なくともその方法が私には分かりませんので当分このままで置いておきます。

ただし、これから発表する作品には処理を施す所存でございます。


前回RTしたようにFC2も当局に睨まれているでしょうし、

そろそろ独自のブログを立ち上げる準備をしようかと考えているのですが。

さて、どうなりますことやら笑。

プロフィール

歓喜天翁

Author:歓喜天翁
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自作のエロ画春画を中心に、その他エロに関わることを載せていく所存でございます。
貴方様の心の憩いの場になりましたら嬉しゅうございます。
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