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2013-10-11(Fri)

日記~【美術館でアートとして鑑賞される春画】


《開催に苦労する「春画」展覧会 「アート」と「ポルノ」の境界線はどこにある?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130619-00000485-bengocom-soci》

現在、大英博物館で「春画―日本美術における性とたのしみ」と題して大規模な江戸時代の春画展が開催されております。
上に引用させて頂いた記事の中でインタヴューに答えて弁護士さんがこう仰っておられる。

「浮世絵の『わいせつ性』の判断に際しては、東京地方裁判所平成16年1月13日判決が参考となります。
この裁判は成人向け漫画のわいせつ性が争われた裁判ですが、判決の傍論で
『浮世絵ないし江戸時代や明治時代の春画は、それぞれに、著名な浮世絵作家の作品として、あるいは懐古趣味に応える歴史的文物として、
興味を抱かせるものであり……専ら読者の好色的興味に訴えるものとはいえない』としています。
今回のように著名な浮世絵作家の作品で、大英博物館に展示され、芸術的価値が高いとの評価を得ている春画であれば、
『専ら読者の好色的興味に訴えるもの』とは言えないでしょう。
つまり、裁判所が刑法上のわいせつ図画と判断する可能性は、『まずない』と考えて良いでしょう」

私はこの大英博物館の春画展を知った時「浮世絵春画は終わったのだ」と思いました。
江戸時代の人々は春画をポルノとして楽しんだはずでございます。
つまり浮世絵春画は「エロ絵」だったはずなのです。
エロ絵というものはおのずから革命性を持っております。
エロというタブーに触れるからでございます。
ですからエロ絵というものは個人がこっそりとドキドキしながら視るのが一番正しい姿なのでございます。
それが世界でも有数の博物館で白日の下に晒されて大勢の人々が同時にフムフムと「鑑賞」する―
そんなもののどこがエロ絵でございましょうか。
江戸浮世絵春画はいまやその役目を終え活力を失い「アート」という体制に取り込まれたようでございます。
決して体制に取り込まれないもの、それが本当のエロ絵の在り方なのでございます。

上記の記事を読んで改めて思いました、
私が追い求めているもの、追求しているもの、表現しているもの、それこそが「わいせつ性」なのだと。
この革命的で宗教的で芸術的な得体のしれない「猥褻」というものをこれからも一心不乱に表現していく所存でございます。

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