2014-09-05(Fri)
日記~【見果てぬ夢】
自分の作品を本にしたり印刷して額装するのが一つの夢でございます。
それで、同人誌のサイトなどを時々のぞいたりするのですが、
とても私の夢は叶いそうもありません。
その理由は「規制」でございます。
去年2013年7月にコアマガジンの編集者が逮捕されてから特に、
同人誌(と印刷業界)の自主規制が強くなっております。
もちろん表向きは「法律遵守」「青少年育成のため」でございますが、
たとえば同人専門の印刷会社さん発信の自主規制に関する文章を読んでおりますと、
「挙げられたくない」という、お上に対する恐怖心がバンバン伝わって参ります。
実のところ私も迷っております。
現在のところこのブログにはノーカットでアップしておりますがこの先どうするか分かりません。
性器にモザイク等を入れるかもしれません。
むかし、規制を受けた作家が筆を折る、つまり作家活動をやめる事件があって、
私は「違う手段で規制を逆手に取りながら書いてこそ作家」と思いましたが、
そういう話ではないことがようやく分かった気がいたします。
私にとって「絵」は完全な「自由」の世界なのでございます。
これは、何をやってもいいとかいう意味ではなく、純粋に精神的な意味でございます。
「絵」こそ私自身でありまして、そこに一片の偽りも介入させるわけには参りません。
ですから“規制を逆手に取って描く”ような芸当は「絵」と自分に距離がある者にしかできないことでございます。
自分に嘘をついて描くことなど出来ません。
上記の作家氏も同じ思いだったのだろうと今になって思うのでございます。
私は自由に描くことをやめられない、しかし挙げられずに作品を発表したい。
ですから不本意ですが、ギリギリの選択で性器部分のカットをするかも知れませぬ。
大きな声では言えませぬが、念のため今のうちに「これは」と思われる作品はDLしておいてくださいませ。
さて、あるいは同人誌でノーカット作品を発表できるならこんなに悩みませぬ。
先に書きましたように紙媒体のほうが尚さら規制が強いありさまでございます。
つまり私には自分の完全な作品の発表の場が無い、といえるのです。
そのままの作品を発表したい―
情けないことに今やこれが夢となりつつあります。
そんなことを考えておりましたらハッと気付きました。
エロ規制で我々は戦々恐々としているわけでございますが、
これは結局のところ「お上には逆らうな」という空気ではないでしょうか。
今回の内閣改造でなおさらいろいろな規制が強くなる気もいたします。
同人誌、出版社、エロ作家がどしどし家宅捜索を受け盛大に逮捕されればされるほど、
エロなど全く関係のない世間一般の人々も「とにかくお上には逆らうな」と思うのではないでしょうか。
“こちら側”に身を置けばそれがよく分かるのでございます。
そして私は夢見るのでございます。
規制を逆手に取るのでもない、
自分に嘘をついて描くのでもない、
自分の思うまま性器もエロも自由に描いて尚且つ権力も法も手出しができなくなるほどの作品。
芸術とかアートなどではありませぬ、言ってみれば「崇高なるエロ作品」。
それがどんなものか自分にも解りませぬ。
ただ、
権力さえ黙らせるほどエロが極限まで極まって自ずと崇高さを発しているような作品が描けたら…。
と、最近の私はそんな見果てぬ夢を夢見ているのでございます。
それで、同人誌のサイトなどを時々のぞいたりするのですが、
とても私の夢は叶いそうもありません。
その理由は「規制」でございます。
去年2013年7月にコアマガジンの編集者が逮捕されてから特に、
同人誌(と印刷業界)の自主規制が強くなっております。
もちろん表向きは「法律遵守」「青少年育成のため」でございますが、
たとえば同人専門の印刷会社さん発信の自主規制に関する文章を読んでおりますと、
「挙げられたくない」という、お上に対する恐怖心がバンバン伝わって参ります。
実のところ私も迷っております。
現在のところこのブログにはノーカットでアップしておりますがこの先どうするか分かりません。
性器にモザイク等を入れるかもしれません。
むかし、規制を受けた作家が筆を折る、つまり作家活動をやめる事件があって、
私は「違う手段で規制を逆手に取りながら書いてこそ作家」と思いましたが、
そういう話ではないことがようやく分かった気がいたします。
私にとって「絵」は完全な「自由」の世界なのでございます。
これは、何をやってもいいとかいう意味ではなく、純粋に精神的な意味でございます。
「絵」こそ私自身でありまして、そこに一片の偽りも介入させるわけには参りません。
ですから“規制を逆手に取って描く”ような芸当は「絵」と自分に距離がある者にしかできないことでございます。
自分に嘘をついて描くことなど出来ません。
上記の作家氏も同じ思いだったのだろうと今になって思うのでございます。
私は自由に描くことをやめられない、しかし挙げられずに作品を発表したい。
ですから不本意ですが、ギリギリの選択で性器部分のカットをするかも知れませぬ。
大きな声では言えませぬが、念のため今のうちに「これは」と思われる作品はDLしておいてくださいませ。
さて、あるいは同人誌でノーカット作品を発表できるならこんなに悩みませぬ。
先に書きましたように紙媒体のほうが尚さら規制が強いありさまでございます。
つまり私には自分の完全な作品の発表の場が無い、といえるのです。
そのままの作品を発表したい―
情けないことに今やこれが夢となりつつあります。
そんなことを考えておりましたらハッと気付きました。
エロ規制で我々は戦々恐々としているわけでございますが、
これは結局のところ「お上には逆らうな」という空気ではないでしょうか。
今回の内閣改造でなおさらいろいろな規制が強くなる気もいたします。
同人誌、出版社、エロ作家がどしどし家宅捜索を受け盛大に逮捕されればされるほど、
エロなど全く関係のない世間一般の人々も「とにかくお上には逆らうな」と思うのではないでしょうか。
“こちら側”に身を置けばそれがよく分かるのでございます。
そして私は夢見るのでございます。
規制を逆手に取るのでもない、
自分に嘘をついて描くのでもない、
自分の思うまま性器もエロも自由に描いて尚且つ権力も法も手出しができなくなるほどの作品。
芸術とかアートなどではありませぬ、言ってみれば「崇高なるエロ作品」。
それがどんなものか自分にも解りませぬ。
ただ、
権力さえ黙らせるほどエロが極限まで極まって自ずと崇高さを発しているような作品が描けたら…。
と、最近の私はそんな見果てぬ夢を夢見ているのでございます。